6時半起床、ルーティンと朝のお勤め。
今日は祖父の命日だった。
ねぶり被りながらだったが、お経をたくさん読んだ。
努力は認めて欲しい。
朝飯を食べて道具を積み、椿公園に向かった。
途中墓に立ち寄って水を替えて、線香を立ててお参りした。
椿公園に着いたのは8時20分過ぎだった。
メンバーはすでに何人か来ていて店開きの準備をしていた。
私も一緒に準備をした。
テント立ては4人いると充分。
昨日よりスムーズにできた。
予定時刻の9時には、店開きも私の椿油手搾り体験の準備もできた。
今朝は少し風があって、朝のうちは少し寒かった。
午前中の出足は不調だったが、昼頃からお客さんが増えてきた。
昨日はゼロだった椿油手搾り体験をやってみたいという人たちが現れた。
家族連れ、親子連ればかり今日は4組のお客さんが体験をしてくれた。
手順はこうだ。
1.椿の実(種)を割って中身を取り出す。
2.取り出した中身をすり鉢ですりつぶす。
3.すり潰したのをサラシの袋に入れて10分間蒸す。
4.蒸したものを手で絞って油を搾りだす。
5.搾った椿油をちょっとだけ試食と、お持ち帰り。
皆さんに喜んでいただいた。
良かった。
複数人で一心不乱に作業をすれば30分ほどで終わるだろう。
でも、子供さんが割る作業やすり鉢で擂る作業をやったりすると少々時間がかかる。
これは仕方ない。楽しい時間、楽しい思い出になると思う。
今日は昨日より沢山の人に来ていただいた。
椿まつりは今年は中止だ。
3月6日に計画されていた第31回目のまつりはコロナ禍のため中止。
ただ、今週末の土日と来週3月5日、6日の土日は、おもてなしガイドということで西平カメリアクラブによる西平椿公園の案内や椿油の割引販売、ミニトマトやこっぱ、千切り大根などの地元産品、みかんなども割安で販売している。
椿油手搾り体験は今年から始めたもの。
西平椿公園においでの際は、時間にたっぷり余裕も持っておこしいただきたい。
眼下に広がる東シナ海と水平線、沖に浮かぶ大ヶ瀬、願いを叶える希望の鐘、ラピュタの木など見所いっぱいだ。
ちょっと残念なのは今年は椿の花があまり咲いていない。
去年の春は案外咲いていたのだが、花がたくさん付くと実を実らせようと木は沢山のエネルギーを使ってしまう。
結果、木が消耗するため次に花芽をつける力が弱ってしまう。
年木をすると良く言うが、まあ大体そんな理屈で年によって花がたくさん咲いたり咲かなかったりするわけだ。
他にも、長雨や日照り、台風など自然環境の影響によって木は傷ついてしまうこともある。
また、品種や木によって咲く時期が異なるので、まだ咲き始めていない品種もある。
世界の椿展示園に行けば、まだ楽しめる花があり、3月いっぱいは楽しめるはずだ。
我が家では玉之浦は咲いているがブラックマジックはまだ一輪も開いていない。
定刻の4時で案内や販売、体験も終了したがその後もお客さんがたくさん来ていた。
夕景も楽しめるので、是非一度お運びいただきたいと思う。
5時前に家に戻りベッドに身を投げ出してしばし休息。
日も長くなってきたので夕刻もゆっくり過ごして夕飯は7時頃となった。
新鮮な鯛をいただいたということで、夕飯は鯛の刺身と石蕗のきんぴらだった。
どちらもとても旨かった。
9時を過ぎた。
10時までには寝る予定。