障子紙を買いにいった。
コメリまで片道20分。
紙と糊とハケを買ってきた。

夕刻、破れ障子を破って骨を洗った。
悲しいかな、洗う作業ができない。
左膝に負担がかかる姿勢では洗えない。
結局大半を母にやってもらった。
何とも情けない。

昨日、リハビリをしてもらった理学療法士から
左膝は少し腫れていて熱もあると指摘された。
腫れはだんだん引いてきているものの、完治はない。
骨壊死は治らない。
少し無理をすると、てきめんに症状に現れる。

今回の痛みは何日か前の畑の耕耘作業。
ミニ耕耘機こまめさんで畑をかき混ぜたのだが、
歩きすぎ、力の入れすぎだった模様。
そのせいで左膝の外側が痛くなった。
じっとしている時には痛みはないが
動かすとき、要領が悪いと痛みが走る。

今日までに動かす時の痛みもほとんど引いたが、
左膝の腫れは治らない。
熱っぽさも変わらない。

膝の痛みに気付いたのは一昨昨年の秋だった。
9月頃からだったと思うので、もうすぐ丸3年になる。
骨壊死と言われたのは一昨年の春頃。
それからずっと、左膝は熱っぽく、腫れたまま。
もう元には戻らない。

今お世話になっている整形外科医院に通い始めたのは一昨年の7月。
それから一年、毎朝毎晩、左膝のリハビリを続けた。
その結果、成果として、痛みが引いて
松葉杖なしで歩けるようになった。
それが昨年の夏だった。

そしてまた一年が過ぎた。
現状維持をキープしている。
変な言い方だが、悪くはなっていない。
良くなってもいない。
良くて現状維持だと言われている。
腫れや熱っぽさが引くにはどうしたら良いのだろう。
毎週リハビリに通っている。
が、なかなか正答に近付けないでいる。
答えはないのかもしれない。

これからどれくらい自分の命が続くのだろうか。
毎朝毎晩のリハビリはずっと続けなければならない。
手を抜くとアウト。
糖尿病のインスリン注射も同じ。
朝昼晩、血糖値の測定とインスリンの注射。
インスリンは平成15年の春からだったので、もう15年が過ぎた。
さてリハビリはあと何年続くのだろうか。

私は多分、長生きはできない、と自分で思っている。
若い頃から暴飲暴食、夜更かし、不規則な生活を続けてきた。
そのツケが回って糖尿病なども発症した。
精神科の病もあるので、向精神薬は相当飲んでいる。
しかも、100キロを超す肥満体。

健診を受ければ、そこかしこに異常な数値が跳ね上がってくる。
病の巣窟とまでは行かないが、色んな病気になる可能性が高い。
振り返れば、思い当りがあり、後悔もある。
ただ、人生は元に戻れない。
たら、れば、は、ない。
その時々の選択で、より良い方を選んできた結果、今、現在がある。
病しかり、能力しかり。

これまで失敗して悔いたこと、
成功して喜んだことの経験を
今後、どういう風に活かせるか。
普段はボーッと生きているので、時々考え込むと眠れなくなる。
考え込むのも私の大きな欠点。
分かっちゃいるけど止められない。

さて、障子紙だが、私が貼ると失敗しそうなので、
明後日帰省する妹に貼ってもらおうと思っている。
今度貼り替えると、多分私が生きている間に貼り直すことはないと思う。
障子紙の貼り直しはないが、人生行路は少しやり治したい。
と、かねがね思っているが、そんなきっかけも、見通しも、気配さえもない。
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