今日は昨夏亡くなった伯母の一周忌だった。
親戚と近所の人に案内があって、
お坊さんが伯母の家まで来てくれて、
お経を上げて、お焼香をした。
般若心経、寿量品偈、修証義総序、大悲心陀羅尼、舎利礼文を詠んでもらった。

座を移して会食。
親戚は初盆のときと同じようなメンバーが集まった。
近所の人たちもみんな顔見知りだ。

ひとつずつ行事が済んでいく。
ひとつずつ過去へ流されていく。
この数年、親戚の法事が続く。

従兄が10人程いるが、
みんな少しずつ年を取ってきた。
親の世代が少しずつ少なくなってきた。

母は宣う。
「次は誰かねぇ」と。
心ざわつく。



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