1時前起床、ルーティン。
麹を混ぜた。
30分以上かかる。
母はいつもこれをやっていた、一人で、数回。
大変な作業だ、夜中も関係ない。
私は多分、一人になっても、やる。
さあ、2時になったら大豆を炊くための火を入れよう。
ということで、2時になって平釜に水を張ってふやかした大豆を投入。
2時15分に火を入れた。
あとはひたすら炊くだけ。
5時20分まで、焚き物を焼べて炊いた。
途中、差し水足し水をしながらの3時間。
ラジオを聴いて、飲物を飲みながら過ごした。
雨も少しパラついたので、洗って干したものを取り込んだ。
5時半頃から大豆を冷ますために一斗ジョウケに移した。
煮汁も使うので、別に冷ました。
6時頃母も起きて麹を混ぜて、冷ますために扇風機を当てていた。
これで準備完了。
あとは混ぜて樽に入れるだけだ。
いつもの年なら6時頃から火を入れるので9時過ぎからの搗き作業だった。
今年は早起きできたので、朝飯を食ってからゆっくりやろうと思う。
朝飯を食って、8時頃から作業を始めた。
まずは大豆搗き。
昔は大豆を臼に入れて搗いていた。
今はミンチで潰している。
麹はイナマキ2枚に寝せたので、潰した大豆を均等に分けてそれぞれに運ぶ。
大豆が終わったら麹と潰した大豆をよく混ぜ込む。
そして分量を量る。
麹と大豆10kgに対して塩1.2Kgを入れる。
これが我が家の味。
タライに10kgを入れて、塩を入れて、大豆の煮汁を加えて練る。
適当な固さに調整しながらよく混ぜ込む。
混ぜ終わったら、ソフトボール大に丸めて、樽の中に叩き付けて入れる。
空気を抜くためという。
材料を量って運ぶのは私。
塩を入れて混ぜ込み、樽に入れるのは母。
樽に適量入れたら、上の面を手でペタペタと叩いて均す。
仕上がった樽は、私が運んで邪魔にならないところに並べる。
大小6樽分あった。
総重量は75kgぐらいか。
原料は麦20kg、米10kg、大豆10kg、塩7kgといったところか。
ふやけた分と、煮汁の分の重量が加わることになる。
出来上がった味噌は我が家の分と、弟妹姪宅の分。
母の知人にも少し分けてあげる予定なのだそうだ。
明日まで樽の上面は開けておき、新聞紙などを載せておく。
いきなりビニール袋の口を結ぶと、麹の発酵で膨張するみたい。
母の作業、つまり味噌搗きが終わったのは10時過ぎ。
実は味噌搗き作業の最中に電気屋さんが来てくれて、脱衣所と浴室の照明のスイッチを別の場所に付け替えてくれた。
電気屋さんの作業の手伝いもしなければならず、忙しかった。
天井の点検口は冷蔵庫の真上辺りにあるので、屋根裏の配線の確認と電気線の引き直しのため都合2回、電気屋さんが点検口から出入りした。
その際、脚立を支えるのと、電気線を下げるときに穴を覗いてキャッチする作業を手伝った。
あとは電気屋さんがしてくれた。
良い位置にスイッチをつけてもらった。
便利になってよかった。
母の作業は終わったが、私は片付けに追われた。
麹を寝せていたイナマキを干し、イナマキの下に敷いた戸板を拭って干した。
その下の台に使ったテーブルも拭いて乾かした。
さらに、台の下、畳の上に敷いていた3畳広さのゴザも干した。
幸い、少し晴れてきたので上手く乾かすことができた。
他にも樽やタライやバケツを10個ほど洗って干した。
平釜も洗って干した。
平釜の蓋、木で作った丈夫な落とし蓋も洗って干した。
最後に、竃として使った半切りドラム缶とその底敷きに使った平トタンも洗って干した。
そして、乾いたものから且つ且つ所定の場所に取り込んでいった。
12時半までに、ドラム缶とトタンを除く、全部の片付けが終わった。
ホッとした。
もちろん、麹を寝せていた部屋の掃除も掃除機をかけてきれいにした。
1時前に昼飯。
1時半頃、叔母宅に大豆を少し持って行った。
味噌を搗く日はお互いに大豆を贈る倣わし、今はやりとりするのは叔母宅だけになった。
叔母のところからは先日もらっていた。
母の買い物の送迎をした。
新生姜の旨煮が旨いので、その材料を買いに行った。
生姜は畑にあるので、昆布とジャコ、砂糖を買うて来た。
帰宅して作業着に着替えて、外に出ると雨がポツポツ。
あわててドラム缶とトタンを取り込んで、仕舞った。
一旦作業を断念したが、間もなく雨は止まったので畑に行った。
甘藍とセニョールとタマネギに挟み肥をした。
ブタンベと肥料をやり、土を切り掛けた。
再び雨が降り始めたが、かまわず作業を終えることができた。
何とか雨前にできて良かった。
これで今日の予定は終わり。
めでたし、めでたし。
7時頃夕飯。
8時過ぎに寝る。