7時過ぎに出発して、天草地域医療センターに向かう。
往路、福連木で対向車と衝突、事故を起こす。
原因は私の居眠り、センターラインオーバーで
対向車の右前方側面に自車の右前方を激突させる。
弾みで私の車は跳ね飛ばされて、道路山側に後部をくっつけて停止。
道路に対して直角の位置になる。
エアバッグ作動。
衝撃に気付いたときはエアバッグが視界を覆っていた。
死んだ、と思った。
が、生きていた。
運が良かった。
時刻は7時40分頃だった模様。
本渡方面へ、あるいは天草町方面への通勤車両が多い時間帯。
道路の真ん中に散らばった車両の残骸を避けるように、
次々と車が眼前を通り過ぎていく。
私は運転席に座ったまま動くことができなかった。
上半身をエアバッグと座席シートで打っており、苦しかった。
運転席側のドアも自力で開けることができなかった。
エンジンは作動したまま、止まらない。
結局、救急車が到着してやっと車外に出た。
対向車の人は、しばらくして気付いたのだが、
体格の良い男性で、車を降りて自車を確認したあと
通行車両の誘導をしてくれていた。
有り難い。
途中、1回だけ、私の車両に近付いてくれたので、
助手席側の窓を開けて「大丈夫ですか?」と声を掛けたところ
「大丈夫です」という答えが返ってきた。
少し安心した。
そのうち、通行車両の一部が停車して、交通誘導をしてくれるようになった。
感謝。
その中に、知古の市役所の職員さんたちも3人いた。
ほかにも数人、加勢してくれていた。
感謝。
まず、警察さんが到着した。
そして救急車が到着した。
8時10分頃だったと思う。
2台到着した。
1台は西天草分署で私を天草地域医療センターへ
もう1台は苓北分署で相手の方を天草中央総合病院へ搬送してくれた。
事故の場所が携帯電話が通じない場所だったので、通信に少し難儀した。
レッカーの手配は警察の顔見知りの駐在さんがしてくれた。
JAFにお願いしてもらった。
移動先の車屋さんには救急車の中から電話を入れた。
色々な手配などのため、搬送先の病院が確定して
まごころ市場近くを救急車が出発したのは8時40分頃だった。
私はずっと、あちこち電話をしていた。
幸い、外傷はなかった。
右左の鎖骨と腰が痛かった。
全身が痛かった。
息が苦しかったが、一時的なものだった。
前後するが、救急車が携帯電波の届く場所に移動して、
最初に母に電話をした。
おごられた。
こっぴどくおごられた。
まあ、仕方ない。
ほどなく地域医療センターに救急車が到着。
処置室に運び込まれた。
色々聞かれたが、詳細は省略。
小便をしたかったがトイレに連れて行ってもらえず
移動台に乗せられたまま、半身を起こして尿瓶に出した。
姿勢が悪いので、大して出なかった。
代謝内科の先生も来てくれた。
低血糖の疑いかと心配されていたが、血糖値は160だった。
CT検査、レントゲン撮影を終えて、やっと小便ができた。
普通の点滴と痛み止めの点滴、痛み止めの座薬もお尻から入れてもらった。
整形外科の先生から診察結果の説明を受けた。
骨折があります、背骨の近くの肋骨。
ここは治療をする部位ではないので治療はしません、と言うことだった。
外傷はなし、右鎖骨付近にシートベルト痕あり。
打ち身と言うことで、筋肉痛と一緒で数日痛みがあると思う。
いたみどめのくすりをしょほうする。
ひどいようであれば再度受診を、と言うことだった。
今夜一晩泊めて欲しいとお願いすると、
交通事故の場合、1泊入院をして経過観察をするということになっているが
幸い軽症で、朝も早かったことから、午後1時近くまで様子を確認して
症状がひどくなければ帰宅して、ということだった。
病院のベッドにも余裕がなく、私は優先順位から漏れたようだ。
10時半過ぎまでにほぼ終わったので、代謝内科を受診することになった。
顔見知りの看護師さんが体重を量って、食事時刻を再確認。
診察室前で順番を待った。
ほどなくして呼ばれた。
ヘモグロビンA1cは6.9で、さほど悪くなってはいなかった。
今回から薬の内容を変更する予定だったが、
医師曰く、今日は混乱しているでしょうから次回から変更しましょうね。
と言うことで、従来通りの薬の処方で落ち着き、予約をして退出した。
支払いは代謝内科の分のみ。
調剤薬局で薬を出してもらった。
代謝内科の分と痛み止めとシップ薬をもらった。
あとはお迎え待ちだ。
10時過ぎに従兄から電話があったので、迎えをお願いしていた。
2時前に来てくれた。
それまでの間、保険屋さんに電話をして必要な情報を伝えた。
警察署に電話して相手の方の連絡先を伺い、相手の方に電話をした。
検査結果は特に異状はなかったが、1泊入院になったそうだ。
無事安静に過ごしていただきたい。
交通整理で世話になった市役所の職員さんにお礼の電話を入れた。
弟、妹にも電話を入れた。