きょう、禁煙外来を予約しました。
病院は天草市内の医院です。
電話に出てくださった方から少し質問をされました。
「気持ちは固まっていますか?」
「1日何本、何年吸っていますか?」
の、2問。
最初の質問には「はい」と答えました。
二つ目の質問には「20本×30年です」と答えました。
これまで何度か禁煙を試みてみました。
補助剤としてガムを使ったこともありました。
2週間ほど吸わなかったのが最高禁煙日数です。
今回の動機はひとつではなく不純なものもあります。
でも、まずは健康。
6月の人間ドックで肺機能が70歳代だと言われました。
タバコと運動不足のせいだと思っています。
このままでは肺機能が低下し、肺がんのリスクも高まると思います。
「長生きしなくても良い」と言うセリフを吐くことも多いのですが、糖尿病などの治療はまじめに続けています。
正直、先のセリフにはない「健康的な生活を長く続けたい」という願望があります。
喫煙権の悩みもあります。
周囲にはタバコを吸う人が少なくなってきました。
私には喫煙権があると思うのですが、嫌煙権の包囲網の前ではほとんどその権利は認められない機会が多いのです。
実際問題、熊本に住む弟や妹の家族に喫煙者はいません。
年に何度か訪ねるのですが、灰皿が出てくることはありません。
どうしても吸いたいときは、外か、車の中で吸っています。
そのときの悲しさ辛さ惨めさ虚しさは例えようがありません。
そんな気持ちから解放されたいとの思いもあります。
車で同乗者がいるときはタバコを吸うのをためらう場合もあります。
でもタバコが欲しいという渇望感から逃れることはできず、車中で吸ってしまうときが多いので何とかしたいと思います。
そしてお金。
タバコ代が月1万数千円かかります。
もったいない、別の使い方をしたいというのが正直な気持ちです。
母は常々、テレビなどで喫煙や禁煙の話題になると「タバコを売らなければ全部解決する」と言っています。
この言葉はヘビースモーカーの私にとっては、痛い一言です。
そして親戚友人の中に肺がん患者がいることも動機のひとつです。
「タバコの煙は絶対ダメ」な人がすぐ身近にいるんです。
色々書きましたが、タバコの魔力は強烈です。
ここまで書いたので、パソコンから離れて一服したいというのが今現在の本音です。
書き終えたら多分、いや必ず一服するでしょう。
私の禁煙はまだ始まっていませんが、スタートするときは万全の体制で臨みたいと思っています。
「決心」をしました。