きょうは父の入所先の施設と、母の入院先の医院に行って来た。
3日ぶりに親の顔を見て、ホッと一息をついてきた。
父は2階の部屋だったが、昨日施設から電話があり3階の部屋に移ることになった。
きょうは直接3階を訪ねた。
テレビのある部屋、食事をする部屋の片隅に父は車椅子に座ったままでうたた寝をしていたようだ。
この前より表情が穏やかになっていた。
ザワザワしていた2階より落ち着いた感じの3階の住人たち。
何とか無事、過ごしている模様。
少しだけ話をして別れてきた。
この前のように涙を流すこともなく、私にもっと居ろとも言わず、エレベーターまでの見送りもなかった。
父は父なりに施設での生活に馴染んできたのだろう。
私もホッとした。
母のギブスはまだとれていない。
明後日、ギブスを外してレントゲンを撮るようだ。
回復が順調なら、そのままギブスを外して膝パットで固定する予定なのだそうだ。
左膝に溜まっていた血も15ccと少なくなり、血の色も薄くなったと言う。
順調にいってくれることを願う。
きょうは伯母が私に同行した。
そして入院中のもう一人の伯母を見舞ってきた。
こちらも骨折をして3ヶ月。
骨がつながっていたら施設への入所に切り替えるという。
そして、車椅子で自宅に帰れる日を待つという計画。
4月には姉妹そろって花見ができるようになろう、と約束をしていた。
自炊をはじめて6日目。
冷蔵庫の中のものがなかなか減らない。
法事が続いて弁当や巻き寿司をもらったため、自分で用意しなくても良いときが多かった。
基本、ご飯と味噌汁とおかずが少々。
なるべく野菜を食べるようにしている。
が、体重はちょっと減っただけ。
ご飯をへがめてダイエットをしようという計画はなかなか進捗しない。
今夜までは魚の煮付け。
明日はその煮汁で大根を煮染める予定。
いつもの母の戦術になってしまっている。
これは見様見真似だから仕方ない。
一人だけのゆったりとした、ちょっと物悲しい時間。
そんな時間の経過にも少し慣れてきた。