明日(旧暦の9月22日)は祭りだ。西平の氏神様、烏山稲荷神社の大祭だ。
氏子戸数は何とか9戸。
今日の準備に参加した人は11人だった。
こぢんまりした社を守るのはなかなか厳しい。
それでも昔と変わらず、一の鳥居の大七五三縄を打ち、拝殿の七五三縄も打つ。
準備は概ね午前中で終わった。
天気も良さそうだし、明日は良い祭りになると思う。
昔はと言っても5年程前までは、総出で祭りの炊き出しをしていた。
なますを切ったり煮染めを作ったり、つきあげを揚げたり。
しかし数年前から、祭りのごちそうは、弁当へと変わった。
刺身だけは切っているが、そのほかには何もない。
過疎と高齢化で、集落は疲弊してきている。
今日集まった11人のうち、30代40代50代60代は各1人ずつ。
あと7人は全員70代で、5年も経てば4人が80代になる。
さて、いつまで続けることができるか。