明日(旧暦の9月22日)は祭りだ。
西平の氏神様、烏山稲荷神社の大祭だ。
氏子戸数は何とか9戸。

今日の準備に参加した人は11人だった。
こぢんまりした社を守るのはなかなか厳しい。
それでも昔と変わらず、一の鳥居の大七五三縄を打ち、拝殿の七五三縄も打つ。

準備は概ね午前中で終わった。
天気も良さそうだし、明日は良い祭りになると思う。
昔はと言っても5年程前までは、総出で祭りの炊き出しをしていた。

なますを切ったり煮染めを作ったり、つきあげを揚げたり。
しかし数年前から、祭りのごちそうは、弁当へと変わった。
刺身だけは切っているが、そのほかには何もない。

過疎と高齢化で、集落は疲弊してきている。
今日集まった11人のうち、30代40代50代60代は各1人ずつ。
あと7人は全員70代で、5年も経てば4人が80代になる。

さて、いつまで続けることができるか。
コメント(2件)
1   高齢化社会
どこも高齢化していて、若い人が少なくなっていますね。
そんな中でのお祭りの準備は大変だと思います。
でも伝統は守りたいですよね。
香菜 2015年11月02日 18時18分16秒     
2   Re: 明日は祭りだ
香奈さん、コメントありがとうございます。
過疎と高齢化は何とも切ない状況です。

過疎という言葉は、高度成長期の大都市への人口流入で増えた都市部を過密という表現したことに対して、その対義語として登場したものときいています。
今はもはや過密という言葉は忘れられたようで、日本国中が過疎地のように言われています。
過密、過疎の中間の言葉として「適疎」と言う言葉が使われた時期もありましたが、いつしか適疎も使われなくなっています。

過疎と高齢化を解消する良い知恵があれば授けてもらいたいです。
管理人 2015年11月03日 20時33分46秒     

 

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