昨日、11月3日は烏山稲荷神社のお祭りだった。毎年、旧暦の9月22日に執り行われている。
大江八幡宮の秋季例大祭は旧暦の9月15日。
昔は八幡様の祭りの一週間後が西平の祭りだった。
が、いつの頃からか、八幡様の祭りが毎年10月の第4日曜日になった。
勤め人が多くなり、日曜日でなければ人が集まらなくなったため。
北請稲荷神社も10月第3木曜日になっている。
道向の赤土山稲荷神社は旧暦の9月20日で、西平の烏山より2日早い。
今年の稲荷様祭りは好天に恵まれた。
昨日の参加者は12人。
烏山の社殿に男女合わせて11人が集まり神事が行われた。
例年、神事には男性のみが出席していたが、今年は木下宮司の勧めもあって、女性も出席。
拝礼、修祓、祝詞奏上、玉串奉奠と進み、最後に拝礼をして神事は終わり。
母も初めて玉串奉奠をしたそうだ。
会場を公民館へと移り、直来。
鯛のお刺身とお弁当を食べて、しばし歓談。
アルコールを口にする人は一人もいなかった。
昔は焼酎呑みがたくさんいて、大層賑わったそうだ。
直来を終えて、幟旗などを片付け、お供えを下げてきた。
弁当や餅などを等分に分け、稲荷様に特別にお賽銭を上げてくれた方にも、お礼の餅や酒、焼酎などを届けた。
無事に片付けまで終えてホッとした。
今日は法事だった。
伯母の百箇日の法要。
江月院の巌和尚に家に来てもらい、近親者だけでお参りをした。
和尚さんは、最初にご本尊様に、次に伯母に、そして先祖への御経を読んでくださった。
般若心経と観音経だけは分かったが、ほかの御経はよく知らなかった。
和尚さんはまだ37歳で独身。
御経の声もよく通り、お話もなかなか上手だと思う。
「坊主はいくらでもいるので、檀家の皆さんにはお寺を守って欲しい」という話を以前聞いた。
お寺も安泰になって欲しいと思っている。
お宮もお寺も必要なもの。
決して信心深いとは言えない私だが、お役目もある。
自分のできる範囲でやっていこうと思っている。