今日は彼岸の中日。
彼岸の地へ通じる日とされている。
彼岸参り。
我が家の檀那寺でも先般、彼岸の入りの二十日に法要が営まれた。
説教はあまり良くなかったと母がこぼしていた。

彼岸。
秋の彼岸には彼岸花が咲く。
赤い曼珠沙華が道沿いや田畑の土手に咲いている。
我が家には、黄色い花と白っぽい色の花も咲いている。
黄色の花はもう55年以上、毎年咲いているそうだ。
母が嫁して来たときからあるという。

今、我が家は納骨待ちをしている。
次週の日曜日、10月1日に父の百箇日の法事を行う。
その際、納骨もする予定だ。
父がいないという状況に、少しずつ慣れてきた
が、寂しい。

親を亡くしたのは初めての経験だから、
こんなものなのかと自問する時期もあった。
今は随分落ち着いた。
父は彼岸に向かって行ってくれていると思う。
私は此岸から祈るのみ。
いずれ、行けるものなら彼岸へ行きたい。
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