今日は法事でした。
父の百箇日。
昨日から妹と弟が帰省していて、
家の内外や墓所の掃除や片付けをしてくれました。

納骨堂も移転して、父の納骨も行いました。
和尚さんが午前10時に来てくれて納骨、納骨堂の魂入れ、
百箇日のお経を上げてくれました。
親族、近親者十数人にお参りをして頂きました。

ハプニングあり。
案内したのに、来てくれない。
来てくれないなと思っていたら、上手く伝わっていなかったことが判明。
取り急ぎ時間もなかったので、一連の行事が終わってから 
自宅を訪ね、事訳を言ってきました。

今日はお昼に弁当を頼んでいて、
お経のあと、昼食を食べてもらいました。
11時半に始まって2時半過ぎまで、
延々3時間も話が弾みました。

メンバーはいつもの親戚一同。
いろんな話題が出ましたが、
多生温度差を感じた部分もありました。
「代変われば世変わる」。
父がよく言っていた言葉です。

父母の代は兄弟姉妹。
私たちの代は従兄弟、従姉妹です。
それぞれに夫、妻あり。
淋しいですが、少しずつ疎縁になっていきます。
でも、そうなることで新しい縁ができていきます。

様々な話しの中で、親に似てくるねと言う話題。
齢60を超えたいとこたちが、それぞれの親に風貌が似てきたと言うものです。
なるほどそうだなと感じながら、一方で、
話し方や話題、話しの落ちまでも「似ている」と感じた人もありました。
性格まで似てくるような感じです。

私は話し上手ではありません。
最近になって感じるのは、弟のしゃべり方と
自分のしゃべり方が似ているなと思うこと。
話題の振り方や、クライマックスの作り方がよく似ていて
父の話し方に似ていることを感じます。

私も齢55を超えているので、やがて老いも忍び寄ることでしょう。
おぼろげに憶えている父の五十路の姿を思い出すと、
ああ、自分もあんな感じなのかと思うこともあります。
でも、父は強かった。
気力も体力も、今の私よりはるかに強かったと思っています。

もう一花咲かせられる可能性は低いけど、
生きるからには希望を持って生きたいと思っています。
何か新しいこと、新しいもの、新しい人との出会いがあることを望みます。
人生何かを始めるのに遅いと言うことはない、と思うのです。
父を無事旅立たせたので、明日から新たな気持ちで頑張ろうと思います。
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