今日は従兄が灯籠を下げる竹竿を用意してくれた。
真っ直ぐな竹を2本切ってきて、
部屋の寸法に合わせて渡してくれた。
叔父も来てくれたので、早速、親戚から届いていた灯籠を下げた。
また、今日は注文していた精霊船も届いた。
一気に盆が近付いた感じがする。
父が逝ったのは昨年の6月末。
四十九日が盆に重なるからと、
母の判断で、初盆は今年にすると決めた。
でも、今年の地区の初盆者名簿に父の名はなかった。
亡くなったのが去年の6月だったから、漏れたのかもしれない。
それはそれでよい。
盂蘭盆会まであと10日。
今年は親戚や近所の人の初盆が多い。
父も入れて8人は居る。
鬼籍に入る人が多くなっている。
そんな年回りなのかもしれない。
残された人は寂しがる。
でも、いつか必ず、みんな旅立つ。
死はどんな形か全部違うが、平等に訪れる。
「散る桜残る桜も散る桜」なのだ。
盂蘭盆会はご先祖様と向き合う時。
逝った人に思いを馳せる。
心静かに盆を迎えたい。